行った人ブログ

出かけた旅先の様子を細々と綴ります。

長谷寺の朝の勤行は格好よかったよの話

奈良県桜井市にある長谷寺(はせでら)の朝の勤行(ごんぎょう)に参加してきました。

朝から僧侶の方々が般若心経などのお経を唱える行事に誰でも参加できます。(入山料500円)

長谷寺のこの階段を登ってみたかったのです。

8月の終わり、朝、涼しい。連日の熱帯夜や猛暑日はどこへ?の涼しさ!
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朝の勤行にむかうため300段ほどの階段を登ります。
朝からなかなかハードな階段です。桜やぼたん、紅葉の頃にまた来たいなー。
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本堂に着きました。朝の6時過ぎ、本堂の受付で500円を払い、この後に案内があるので待っているように言われます。

時間が来ると、案内の僧侶の方のもと、画像手前の「すのこ」がある場所で靴を脱ぎ、遠目に見える、本堂の赤い座布団のうえに座れます。
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朝からさわやかお兄さん(!)的な僧侶さんからお経と首にかけるのを(輪袈裟)手渡され、長谷寺の歴史やこれから始まる朝の勤行について、説明があります。

正座がつらければ、足を崩しても良いとの事。

参加者は7人くらいでした。

お経にはふりがながふってあるため、一緒についてお経を唱えてみてくださいとのご説明。
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長谷寺の朝の勤行が始まります。

我々の座る、赤い座布団を敷いた本堂を横切るように通路があり、その奥のさらに「本堂の本堂」な場所でご本尊の観音様を囲むように20人ばかり、僧侶の方々がたくさん来られました。

拍子木のような(私の座っている位置からは見えない)音、太鼓の音(夏の盆踊りの太鼓でなく、雅楽の太鼓みたいな
感じでした、この太鼓を叩いてる様子は見えました)とともに読経が始まります。


格好いいです。

めちゃ格好いいです。

読経に格好いいという表現は……なのですが、とにかく格好いい。

一心不乱に打ち鳴らされる拍子木(推測)、太鼓、そして読経の声!

お経を唱えてるというか、熱唱で絶唱

皆様、声を限りにお経を読み上げていらっしゃる!!!

最初に案内をしてくださった、さわやかお兄さん僧侶の方も我々の背後でお経を唱えていらっしゃるので、大合唱なのです。

ほんとうに格好いいです。前日から長谷寺駅近くのゲストハウスに泊まってまで来た甲斐がありました。

太鼓もひたすら叩かれているではなく、お経の佳境(何ら知識がないので、佳境、です)のあたりで

ドンドンドン!

と、太鼓のタイミングさえ格好いいです。

お経の最後あたりには、本堂のベランダのようになったあたりに僧侶の方々が出てこられ、山の方面に向かって読経されます。
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30分ほどの朝の勤行が終わると、静けさが戻ります。

天井から下がった灯篭がすてきです。
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朝の勤行が終わったあとは自由に境内を見て回れます。売店には長谷寺オリジナルのマステも売ってました。

とてもとてもおすすめです、長谷寺
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長谷寺の公式ページはこちら

長谷寺の朝の勤行について↓
祈りの回廊のご案内|長谷寺

前泊でお世話になった「ゲストハウスいったん」さん
心やわらぐ奈良旅をしよう - 長谷寺 旅宿 いったん guesthouse ittan

長谷寺さんのインスタもすてきです。
奈良 長谷寺 / nara hasedera (@hase_dera) • Instagram photos and videos

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!